重要文化財 綴織鳥獣文陣羽織 伝豊臣秀吉所用
桃山の美とこころ -
秀吉 / 妙興寺・能・茶・異国・仏教
特別拝観と
秀吉の学問所
創建以来六七六年 歴代の住持が守った数々の重みは語り尽せるものでは有りません
長嶋山 妙興寺に心を寄せて
妙興寺の寺宝を客殿に大きく映し その作品のこころを知るため研究者からさまざまに聴き・体験し 一段と深い鑑賞を楽しむ2日間です
詳しく見る ▶︎倉澤行洋著「桃山の美とこころ」から、「公家と武家」の章をテキストに、古典について学びます。講座の最後には日本の古典の代表作品である「源氏物語」(9日)、「平家物語」(23日)の音読をいたします。発声したご自身の音も含めて平安文学を楽しみながら、「公家と武家」の観点から古典について学ぶ機会にしていただきます。
棒の手と心身の技芸・文化伝承
静かに傾く
(かぶく・かたむく)
名著から読み解く〈心身の技芸〉と〈文化伝承〉
室町時代より伝承される「棒の手」が、こんなに面白い。伝統は守りながらアップデートさせていく、そこは人間の欲望から始まりそれをこれでいいのか、と現実を直視する。 人気教養番組NHK「100分de名著」担当のテレビプロデューサー秋満吉彦氏が名著からアップデートをひもとく。
地域にゆかりの秘曲 一菅「津島」
安土桃山時代からの笛で、秘曲『津島』を一噌幸弘氏が吹く。400年前、信長にはじまり三大武将が舞った津島天王祭からインスパイアされている。戦国時代、敵味方、船揃いはどんなものかこの笛を聞くと、何か胸が高鳴る、そして少したつと平家物語のさまざまなシーンか現れては消え沈静する。一噌幸弘氏、彼も伝統と撹乱しているように感じる。
狂言や歌舞伎にアップデートされた中世の武術、「棒の手」鎌田流の実技は人の生きた時代とエネルギーを甦らせる、こんな宝物はない。 ぜひご覧いただきたい。
当日の様子を見る ▶︎ご来場ありがとうございました
棒の手鎌田流9代目の深田志保氏を迎え、地域文化財「棒の手」の魅力とその見方について語ります。9月16日の「静かに傾く」に向けて、今回の講座で地域と自分をアップデートする方法を皆さんと一緒に考えながら発見します。
日々
伝承って、いったい何?
2024年08月21日
注目のNHK「100分de名著」番組プロデューサー秋満吉彦氏が、豊田市の「棒の手」の実技〈伝承の心と技〉から、地域の文化をもっと深く感じる見方を、名著を通しそのヒントを伝えてくれます。
伝承って、いったい何?
地域には、培ってきたさまざまな文化芸能があります。先人の生きた歴史を、伝承を通し今の私達に伝えています。
その身体は、今の時代を吸収し、更に、次に伝えていく。それは人と人からしか伝えられないものです。
「伝承は、知恵袋」
型や技術は、身体におけるハード面の伝承ですが、それだけでは不足なのです。
先人の声や、ときどきのさまざまな視線仕草、ほんの些細な何気ないところから伝承は行われます。
そして、何より有難いのは伝え手の熱量が、受け手の次に伝える力にもなるのです。
日本の伝統文化を
つなぐ実行委員会
すべてがつながっているということを、じっくり感じながら生きると 文化になる。でもそれは、その時は全くわかっていない。 一生懸命、正しくいきたいと思うことを、壮大と思わず、当たり前と思い、 でもただ、つながるのでは不充分です。自分も実行することが大切です。 実行もただ従っているのでは不充分です。 真意を求めながら伝統を実行し、正しいことを 先人から学ぶ人達の集まりです。